
iPhoneを利用していてWi-Fiに繋げてWi-Fiが遅いと感じましたか?
iPhone5以降では4GLTE回線がスタートして通信速度が快適になったことから、少しでも遅くなると違和感を感じてしまいますよね。
iPhoneのWi-Fiが遅いのか通信速度を測定してみよう

iPhoneをWi-Fiに接続して通信速度が遅いと感じても体感の判断だと本当に遅いのか難しいかもしれませんね。
では具体的に遅いかどうか判断するにはどうすればいいかと言いますと、速度を数値化することです。
まずは実際の通信速度を測定して遅いかどうか判断してください。
通信速度が測定出来るサイト
インターネットの通信速度を測定できるサイトを紹介します。
FAST.com: https://fast.com/ja/
BNR スピードテスト:https://www.musen-lan.com/speed/
USWN GATE 02:https://speedtest.gate02.ne.jp/
こちらのサイトで実際に今の速度がどれくらいなのか確認してみましょう
通信速度の目安
実際に通信速度が速いか遅いかの目安を紹介します。
0〜1Mbps | 非常に遅い |
1〜10Mbps | 遅い |
10〜30Mbps | 速い(標準) |
30Mbps以上 | 非常に速い |
10Mbps以上あればストレスなくインターネットを利用する事が可能です。
一方、10Mbps未満の場合、何らかの原因で遅くなっている可能性がありますのでその原因と対策方法を紹介します。
iPhoneのWi-Fiが遅くなる原因

iPhoneをWi-Fiに繋げて通信速度が遅い場合には原因があります。
原因として考えられることは様々ですので紹介します。
- Wi-Fiルーターの位置が悪い
- Wi-Fiルーターの接続台数が多い
- 電波干渉が起こっている
- Wi-Fiルーターの不調
Wi-Fiルーターの位置が悪い
Wi-Fiルーターの設置場所とiPhoneに許えりがあると障害物のせいで電波をスムーズに受信できない可能性があります。
まずはWi-Fiルーターの近くに行って繋がるかどうか確かめてみましょう。
前日までスムーズに接続できていたのなら、Wi-Fiルーターの位置が変わっている可能性があります。
アンテナがついている場合は角度を調整してみるのもいいです。
Wi-Fiルーターの接続台数が多い
Wi-Fiルーターは同時に接続できる台数が決まっています。
Wi-Fiは一回の通信で一つずつの機器にWi-Fiが届く形です。
Wi-Fi6対応ルーターではOFDMA機能で1通信で多台数の端末に同時にWi-Fiが届きますが、多くの家庭で利用されているWi-Fiルーターにはこの機能はなく、モバイルWi-Fiルーターにもありません。
使用していない反町があるならWi-Fiに接続しないように設定にしてみましょう。
電波干渉が起こっている
Wi-Fiに使われている周波数帯に2.4GHzと5GHzがあります。
2.4GHzの周波数は広く普及してる周波数帯で、無銭LANに限らず様々な家電製品や電子機器で利用されています。
例を挙げると電子レンジやIHクッキングヒーター、Bluetoothなどです。
そのため、他の機器との干渉を受けやすいのが特徴です。
例えば2.4GHzのWiFiルーターの近くに電子レンジがあれば互いの電波が干渉しあっってWiFiの電波が弱まります。
つまり、2.4GHzの周波数の方を利用することで速度が低下してしまいます。
Wi-Fiルーターの不調
Wi-Fiルーター自体が不調なことも考えられます。
気温が高いとWi-Fiルーターが熱を持ち、その熱によりルーターは不調になることがあります。
これを熱暴走と言います。
熱暴走の対処法としてはWi-Fiルーターを先号させることで改善することがあります。
また、Wi-Fiルーターはファームウェアと呼ばれるソフトウェアによって動いています。
このファームウェアの不具合で通信が不安定になることがあります。
ファームウェアをルーターのメーカーのホームページからアップデートすれば改善されることがありますが、それでも改善されない場合はルーターの寿命になっている可能性があります。
Wi-Fiの速度が遅いのを改善する方法

iPhoneをWi-Fiに繋げて通信速度が遅いと感じる時の改善方法を紹介します。
- Wi-Fiの機能をリセットする
- OSのバージョンを最新にする
- 5GHzの電波を使う
- 使ってないアプリを閉じる
Wi-Fiの機能をリセットする
Wi-Fiが遅いと感じた時にはiPhoneかWi-Fiルーターどちらにも原因があると考えられます。
そのため、iPhoneのWi-Fi機能を一度リセットしてみましょう。
使用しているiPhoneとWi-Fiルーターのどちらも一度リセットすることでWi-Fiの速度が改善されるはずです。
速度が遅いと感じたらまずはWi-Fi機能をリセットしてみましょう。
OSのバージョンを最新にする
iPhoneのOS(オペレーティングシステム)が古いのも通信速度を遅くする原因の一つです。
OSを更新しないで古いまま使用し続けているとWi-Fiの速度が遅くなってしまいます。
最新バージョンにアップデートしていない場合は最新の状態にしてみましょう。
5GHzの電波を使う
5GHzの周波数帯は利用している機器が少ないので干渉を受けにくいです。
そのため安定して通信ができるメリットがあります。
Wi-Fiの企画であるIEEE 802.11 acの高速通信は5GHzです。
Wi-Fiルーターから受信する電波を5GHzのものにすることで通信速度が速くなります。
使ってないアプリを閉じる
iPhoneを利用しているときに使ってないアプリを立ち上げたままにしておくと、通信状態にあるアプリが増えてしまって結果的にインターネットの速度が遅くなってしまいます。
アプリをこまめに閉じることでWi-Fiの速度が遅くなるのを防ぐことができます。
使っていないアプリを閉じることでiPhoneのバッテリー消費を少なくすることができます。
まとめ
iPhoneをWi-Fiに接続して通信速度が遅くなる原因と対策について解説しました。
まずは通信速度が本当に遅いのか速度測定サイトで確認してみるといいでしょう。
測定の結果通信速度が遅かったら、以上のような原因が考えられます。
一つずつ確認して原因を見つけましょう。
速度を速くする対策も紹介しましたのでこちらも参考にしてみてください。
また、カフェなどのフリーWi-Fiが遅いと感じる場合は、利用者が多いことが考えらえます。
この場合はiPhone側の原因ではないので安心してください。
ご自宅のWi-Fiに繋げて速度が速ければ問題ありません。